学長・研究科長メッセージ

学長メッセージ

清原学長 

 

  学長 清原 正義

   大学院で学ぶ皆さん。ここ浜田キャンパスには北東アジア開発研究科があり、理論的かつ実践的な教育プログラムを提供しています。皆さんは、すぐれた指導教員の下で、より高度な知識の修得、そして自ら研究するための基礎的なノウハウを身につけることができます。

 大学院は学部での学習を踏まえて、いよいよ専門的な学問への入口にあたるものです。入口ではありますが、皆さんの大学での学修の出口でもあります。ここから先は、専門知識を生かしつつ、皆さん自らが創意工夫して探究する道が続いています。

 皆さんが大学院を修了された後、どのような道に進まれても、大学院で学んだことは、皆さんの一生の財産として必ず生きると思います。大学院での教育研究はそれほど貴重なものです。この機会を十分に活用して、大きく成長されることを期待しています。

研究科長メッセージ

 研究科長 福原 裕二

 島根県立大学大学院北東アジア開発研究科は、博士前期課程に北東アジア専攻と地域開発政策専攻を、博士後期課程に北東アジア超域専攻を設置しています。

 博士前期課程北東アジア専攻及び博士後期課程北東アジア超域専攻では、北東アジア(中国・台湾、朝鮮半島[韓国・北朝鮮]、モンゴル、ロシア、そして日本)の地域研究、域内の関係論的研究を目指しています。とはいえ、本研究科は、従来の一国研究的な地域研究としてではなく、その枠を超えた「超域」研究として北東アジアを追究している点に特徴があります。ヒトとモノと文化が多面的に接触・交流し、能動的な活動の中で形成されてきた北東アジア世界と、その社会の政治や経済、歴史、文化などをおさえつつ、地域社会の国際化・グローバル化がさらに進む未来を眺望しながら、人文科学・社会科学の個別学問諸分野の域を超えて学際的に追究する、そうした「超域」研究を推進しています。

 博士前期課程地域開発政策専攻では、地域開発・地域振興に関わる諸問題を、社会諸科学(経済・経営学、政治・行政学、社会学、法学、人文地理学等)を用いて学際的に追究します。具体的には、島根県をはじめとする日本国内における少子高齢化、過疎化、地方分権、地域経済振興、中山間地域開発、環境保全などの政策的課題を研究します。これらの課題は、国内のみならず北東アジア地域における政策的課題としても浮かびあがってきています。日本の地域社会もまた北東アジアをはじめとする広域的地域の一員であることを意識し、これらの課題解決を通じて日本を含む北東アジア社会に貢献することを目指しています。

 大学院では学生諸君自身による自主的な研究が主体ですが、本学では、指導教員の個人指導に加え、教員全体によるきめ細かなアドヴァイスも得られます。また北東アジア各国の留学生が集う国際的な環境のもとで広い視野を養うこともできます。意欲的な学生諸君の参集を期待します。