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培材大学校サマースクール2013参加者レポート

<平成25年度参加者 4年 佐伯天恵>

 私は82日から25日の約1か月間、培材大学校で行われたサマースクールに参加をしてきました。私は去年異文化理解研修で、蔚山大学校の語学研修に参加をしました。蔚山大学の研修では日本語学科の生徒がサポーターとして付き添ってくれ、日本語を話せる先生が韓国語を教えてくださいました。また参加している学生も日本人のみであり、当時私は初めての海外でしたが緊張することなく参加することができました。

しかし培材大学の研修は蔚山大学の研修と全く違うものでした。培材大学のサマースクールは日本人の学生のみではなく、海外からの参加者が多数います。例えばドイツ、中国、アメリカ、マレーシア、カザフスタン、ウズベキスタンなどです。そのため参加期間中はロシア語や英語、中国語など様々な国の言語が飛び交い、グローバルな世界を感じました。

特に参加期間中の寮生活では、海外の参加者と関わる機会が多いです。部屋割りは生徒同士の交流を深めてほしいという目的のもと、海外の参加者とあらかじめ組まれており、相部屋にされます。寮の部屋は2種類あり、二人一部屋が8室の大き目の部屋(16人部屋)と、三人一部屋が2室の小さめの部屋(6人部屋)があります。私は二人一部屋の方で中国人の参加者と相部屋でした。また他の部屋には、マカオやカザフスタンからの参加者もおり、最初はどのように会話をしてよいか分かりませんでした。また共通言語は英語でしたが英語に不慣れな人も多く、インターネットの翻訳サイトを使いつつ、英語の単語と単語を繋ぎ合わせた、たどたどしい会話をしてコミュニケーションをとりました。身振り手振りと表情も交えながら話しをすると、会話が盛り上がり喋りこんでしまうことも多々ありました。サマースクールの参加者は明るくにぎやかで、なにより「楽しみたい」と考えている人が多く、すぐに仲良くなれます。

授業は3つのレベルで韓国語のクラスが分かれており、クラス分け編成のテストはプログラムの初日のオリエンテーション時に行われます。テストは韓国語が初めての参加者もいるため、白紙で提出しても受け取ってもらえます。クラスについては、初級のクラスはハングルを書く、読むなどの初歩から始まります。中級は会話文の基礎的なレベルのことをします。上級は文法の解説や日常会話などを行います。どのクラスも1コマ50×3コマ(午前中)授業があり、そのうち2コマが文法(会話練習込)、1コマが読解となっています。また授業はすべて韓国語で行われます。私は上級クラスでしたが、他大学の参加者は韓国語学科という人も多く、上級クラス内でも韓国語の習得レベルに違いがありました。最初の頃は先生が何を話しているのかが分からず、授業に付いていくことに必死でした。しかしプログラムの中盤からは韓国語に耳が慣れ、少しずつ単語が聞き取れるようになりました。授業で習ったことを研修生活の中ですぐに使用できる、という環境が良かったのだと思います。また授業自体は堅苦しいものではなく、教科書の内容もしますが、雑談もあり生徒同士や先生との交流もありました。クラスの人と仲良くなれば授業で分からなかったところを聞きあったりもでき、また自由時間に一緒に遊びに出たりと、授業中の雑談を通して交友関係を広めることができます。

また語学の授業以外には、韓国の伝統工芸を行ったり、川下りを行ったりと数回フィールドトリップをします。その中で私が一番印象に残ったフィールドトリップは全州の見学です。全州は韓国の伝統的な街並みを見ることができ、タイムスリップをしたような感覚を体験できます。またツアーガイドが付くため全州の歴史や文化の解説を聞きながら見学ができます。韓国の歴史や歴史ドラマが好きな人はより楽しみながら参加できると思います。自由時間もあるため、全州で有名な全州ビビンバを食べたり、韓国の伝統衣装のハンボク(韓服)を着たり、お土産を買ったりなど、それぞれやりたいことをやっていました。私はハンボクの男性の衣装を以前から着てみたかったため挑戦してみました。伝統的な街並みに囲まれた風景の中ハンボクを着ることができとても嬉しかったです。

私は今まであまり積極的にイベントに参加することはありませんでした。しかし今回の研修には「習った韓国語を生かしたい」という思いから申し込みました。そして研修期間を終えて思ったことは参加してよかったということです。毎日が充実していて刺激的でした。確かに韓国の気候や、公共交通を利用した移動など大変なこともありました。しかしその苦労以上に、日本人だけでなく海外の人と友達になれたこと、韓国の日常生活に身をおけたことが嬉しかったです。研修の終わりごろにはみんな口をそろえて「帰りたくない!」と言って研修が終わることを惜しんでいました。サマースクールで仲良くなった人たちとは今でも連絡を取っています。

今回の研修を通し、自主的に物事に挑戦すれば当初の不安以上の経験や出会いを得ることができると実感しました。また機会があればこのような研修に参加したいと思います。

最後に、培材大学の研修は韓国語を履修していない生徒も初歩から教えてもらえるためぜひ韓国語を履修していない生徒の人にも参加してほしいと思います。

 

 
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【カザフスタンの友人と】

 今回の研修で一番仲良くなったカザフスタンの友人たちとの写真です。みんなと話すときの共通語は英語でした。

【大学付近の食堂】

 研修期間は大体町の食堂で食事をしていました。 これで800ウォンしなかったと思います。町の食堂は研修の参加者も多く利用しているため、お勧めの食堂などを紹介しあったりしました。