市民研究員制度の概要


 日本海をはさんで北東アジア地域に接する島根の市民の中には、さまざまな視点からこの地域に強い興味を抱き、それぞれに知識をたくわえている方がいます。NEARセンターは、日本を含む北東アジア地域の研究に強い興味を持っているキャンパス外の方々に呼びかけて、NEARセンターの市民研究員に就任してもらう「NEARセンター市民研究員制度」を2006年度に創設しました。
 NEAR センター市民研究員には、大学院生ならびに本学教員と頻繁に交流することを期待しています。そして、市民研究員の方が大学院生と研究テーマで意気投合したならば、共同研究グループを組んでもらいます。本プログラムは、こうしてできあがった共同研究グループの研究活動を助成し、その活動を積極的に支援します。
 キャンパスの外に蓄積されている北東アジアに対する興味と知識を大学院教育に有効に生かそうとするこの試みには、市民研究員制度とあわせて、地元島根を中心に大きな関心と期待が寄せられています。

市民研究員への応募資格

 市民研究員には、「北東アジア地域の総合的研究、本学の学術研究活動の発展に貢献する意欲」のある方であれば、どなたでもご応募いただけます。

 ⇒申込みはこちらnew_window

市民研究員の活動

 当センターでは、日本を含む北東アジア地域に関する研究を行い、様々な成果を挙げてきました。このセンターに所属して、研究会等への参画を通じて自ら研究活動に取り組んでいただくとともに、当センターや大学、本学大学院生の研究に刺激を与えていただきます。更に、研究によっては、大学院生との共同研究に取り組んでいただきます。

市民研究員の特典

(1)市民研究員全体会の開催(年3回)

 市民研究員の研究成果報告会や、大学院生との共同研究の報告会などを開催します。

(2)市民研究員グループ・リサーチ・サロンの開催

 次の3グループに分かれて、年間を通じてグループ研究や情報交換を行っていただきます。   

  • 地域の中の北東アジア
  • 北東アジア地域の歴史と文化
  • 北東アジア地域の現在的課題
(3)センター各研究会等のご案内

 センターが主催する各種研究会、国際シンポジウムのご案内します。

(4)センター図書・資料室の利用

 約1万冊の北東アジア地域研究に資する図書・資料、約100種の北東アジア地域で刊行されている雑誌を蔵する「北東アジア地域研究センター図書・資料室」を利用することができます(月〜金曜日9:00〜17:00)。

(5)メディアセンターの利用

 図書約7万冊、雑誌250種類以上、新聞、視聴覚資料などをそろえた「島根県立大学メディアセンター(図書館)」を利用することができます。 

(6)学報等刊行物の提供

 『学報』『NEAR News』(センター・ニューズレター)、その他刊行物の提供。

(7) 市民研究員ワーキングペーパーの作成

市民研究員報告書

 市民研究員制度の活動実績、市民研究員・院生・教員個々の研究成果をまとめた「ワーキングペーパー」を作成する予定にしております。是非とも皆様の独創的な研究成果をお寄せくださるよう期待しております。

大学院生との共同研究

大学院生との共同研究 大学院生との共同研究とは、本学大学院北東アジア開発研究科の大学院生が、北東アジア地域研究センター(NEARセンター)市民研究員の方々及び教員との研究チームを作り、普段の大学院教育では得難い北東アジア地域 、開発研究に対する「市民の目・興味」に触れ、市民研究員とともに 日本を含めた近隣の北東アジア地域調査に出かけ、また関連の研究を行っている研究者との研究会を開くなどを通じて、新鮮な知的刺激を受けて研究者として成長してもらおうという取り組みです。

謝金・旅費等の支給について

 「全体会」や「グループ・リサーチ・サロン」など通常の活動については、旅費、謝金などは支給しません。是非、自主的な参画をお願いします。
 なお、大学院生との「共同研究」を行う場合については、その活動費(旅費や文献購入費など)に対して予算の範囲で助成します。