タイ王国コース

 

  taitoru 

〈概要〉1~3年生を対象に7日間の行程で日系・現地企業、大学訪問を行いました。タイ王国は、高い経済成長率を維持し、国内市場の拡大に着目した日系企業の工場の進出が目立っています。躍動するアジアの成長や日系企業の活躍を肌で体感し、国際化の進む社会の様々な分野で活躍できる人材の育成目指します。また、今年度より、チームで取り組む課題解決型のワークを導入し、事前研修から積極的に課題解決のワークに取り組み、現地研修で発表しています。

・訪問国   タイ王国(バンコク市内及び郊外)
・研修期間  平成29年2月28日(日)~3月5日(土)
・参加人数   5名(平成28年度)  

訪問先紹介(平成28年度) 

  • 在タイ日本大使館
   在外公館としての業務のほか、ビジネス環境に関する情報提供やタイ政府等関係機関への働き       かけを行うなどの日本企業支援も行っている。
  • AKEBONO PRECISION THAILAND CO.,LTD. 
  2011年1月設立(本社/島根県益田市 アケボノ株式会社)。プラスチック金型メーカー。
 金型の修理なども行っている。アットホームな雰囲気でタイ人との協働業務を行っている。
   
  • SMET CO.,LTD.

   2013年3月1日設立(本社/島根県益田市 シマネ益田電子株式会社)。 
  従業員44名(日本人3名含む)。タイへの進出企業で半導体メーカーは珍しい。
  現在は生産拠点として稼働しているが、近い目標として企画・開発から製品化まで行うこと
  を予定。
  • LME Co., Ltd

  もともとはジーンズ専門の会社であったが、その後女性向けのアパレル企業へと移行
  した。主に5つの自社ブランドがあり、日本とは鳥取県のハンドバッグ製造販売を行ってい
  るバルコスとも提携している。

  • 日本航空株式会社 バンコク支店
   
  日本国内、海外において航空運送事業を行う。2017年3月現在日本とタイで6便が運航し
  ている。
 
  • カシコン銀行
   ASEAN諸国と中国・日本・韓国の地域内に拠点を構えて、現地の業務提携銀行と提携したサー
  ビスを提供している。
  • Chaho 

          2007年バンコク最大級のショッピングモール「セントラルワールド」に『Chaho』
                  をオープン。中村茶舗(本社/島根県松江市)のお茶を使い、現地で開発した
                  抹茶ラテ などのスイーツや、抹茶をタイ風にアレンジした「Chaho」ブランドの個性的な       商品、中村茶舗独自の商品なども販売。
    • JETROバンコク事務所           

       タイに進出する企業のサポート等の仕事をしている。現在は、農林水産物輸出に力を入れている。

    • はなまる日本語学校
          代表は海外で日本語教師を歴任。現在学校には、日本への短期留学を希望している大学生
         が日本語の学習を行うために通学している。
         タイ北部、東北部、山岳民族が豊かに暮らせるよう、農業技術の振興や特産品の加工等、
         その販路拡大などに携わる活動を行っている。

    • タマサート大学 
      タイ国立大学で2番目に古い大学。タイで初めて日本語コースが設立された。全在籍者数
      は37,000人。法律系に強く、タイの首相を輩出している。
    • カセサート大学(バンケンキャンパス)
         タイ国立大学で3番目に古い大学。また、最初の農業大学である。国内に7つのキャンパ
         ス持ち、本部はバンケンキャンパスである。全在籍者数は58,000人以上。タイ国内
         でもっとも規模の大きい大学の一つである 

    ここが凄い、このプログラム!

     事前研修

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     研修プログラムに参加する前に、本研修の目的の確認やタイの文化、訪問企業について学習し、研修先である中村茶舗の松江市の店舗見学をさせていただきました。また、現地で行う大学紹介や「タイの若者を呼ぶ」島根アピールプロジェクトのプレゼンテーションの内容を参加者全員で決定し、練習をしました。平成28年度に初めて行った合宿では、みんなでタイ料理を作ったり、プレゼンテーションの準備を進めていく中で、結束力が強まりました。          

     現地研修
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     研修初日は、本プログラムのコーディネーターである、クロスロード・キャピタル株式会社代表取締役辻佳子氏より、日本を取り巻く経済環境や、日本企業がタイに進出している背景についての講演を聞きました。タイは、ASEAN諸国の中でハブとなる存在であるということが分かり、多くの日本企業がタイに進出したがっていることも知ることが出来ました。このことから今までのタイに対しての印象が「日本のビジネス発展には非常に重要なパートナー的存在である」という印象に変化しました。 

     学校訪問
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     タマサート大学、はなまる日本語学校、カセサート大学を訪問し、大学紹介・タイの若者を呼ぶ島根アピールプロジェクトのプレゼンテーションをしました。タイ人学生のコメント内容から、プランが、自分達が仮説をしたタイの若者のニーズと異なっていることに気づくことができました。また、はなまる日本語学校では、タイ人と一緒にダンスをしたり、タイ料理を作るなど、交流を深めることができました。             

     日系企業・機関訪問

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     在タイ日本大使館、AKEBONO PRECISION THAILAND CO.,LTD.、SMET CO.,LTD.、日本航空株式会社 バンコク支店、CHAHOを訪問しました。タイへ進出した背景や、タイ人と協力してどのように業務を行っていくかについて、話を伺いました。海外でビジネスを行う上で重要なことは、自分の文化や価値観を押し付けるのではなく、お互いの文化や価値観を尊重し、社員との仲を深めることが非常に重要となることが分かりました。 
     現地企業訪問
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     LME Co., Ltd、カシコン銀行を訪問しました。タイでの企業の現状や日系ビジネスについての話や現地企業からみた日本についての話を伺うことができました。LMEが販売している洋服を見ると、日本人に受けそうなものが多く、タイ人は体格的にも似ているため、日本でも人気を集めることができると感じました。

     タイの若者を呼ぶ島根アピールプロジェクトの発表
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     JETROバンコク事務所にて、タイの若者を呼ぶ島根アピールプロジェクトの発表の発表を行い、大使館の方や、観光の専門の方々の貴重なご意見を聞くことによって、本当の「企画運営の方法、巻きコミュ力」を学ぶことが出来、私たちの企画書はまだまだブラッシュアップする必要があることを再認識できました。

    [コメント]

    ・他の日本の競合地域と観光事業の面で、比較して調べることも大切である。

    ・若い人たちには、自分たちの感覚を忘れないようにしてほしい。もっと奇抜な発想でよい。  タイで人気の高いテレビ番組の調査をしてみるとよい。

    ・島根のことを知ってもらい、覚えてもらう戦略が必要。たとえば、日本で紅葉といえば、仙台といったイメージがタイ人にあり、同じように、恋・出会い=島根として覚えてもらうようなことでもよい。  

     文化体験・食事
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    本プログラムでは、学校・企業訪問だけでなく、文化体験として、ワットポー・ワットアルンを見学しました。また雰囲気の良いレストランでタイ料理を味わう食事も楽しみの1つです。

    参加者のコメント(研修成果レポートからの抜粋)

    アピールプロジェクトの仮説でプランについて、その仮説はほぼ正しいもので、大きな間違いはないと思っていたが、学生交流をする中で、ほとんどが間違っていたことに気が付いた。ゼミやサークルの中でも外国人にはこれが受けると考えることがあったが、日本人が考える外国人のイメージと実際の外国人は全く違い、仮説を元に結果を出すのではなくきちんとヒアリングを行って、その国の人に合うものを提案することが重要であることを学んだ。

    ・私が交流したタイの学生は普段から熱心に勉強をしておられ、目的意識の高い人が多かった。そういったなかで自分も負けてはいられないという気にさせられた。タイの学生の姿は今後自分が様々なことをする上でのモチベーションとなるだろう。

    ・今回の大学訪問は、自分を見つめなおす良い機会になりました。大きい目標を持つことは大事なことですが、それを達成していくために地道な努力をしていくことで確実な自信がもてることにつながるのではないかと考えます。そして、たくさんの人とコミュニケーションをとることで自分の未熟さが分かるので、たくさんの経験や交流によって自分をよりもっと発展させていくことができると感じました。

    ・日本人にもっと海外に行ってもらいたいと思う。タイに行って現地企業、日系企業を訪問し、日本の強みは技術力や人であることを実感した。しかしそれを上手くアピール出来ておらず、国際化に後続する課題であると感じた。海外に行けばこの課題の重みがきっとわかるはず。だから、日本人にもっと海外に行ってほしい。

    ・私は今までの将来の夢がはっきり決まっておらず、ただ漠然と国際関係の仕事に就き、日本と海外をつなぐような仕事をしたいという気持ちだけがあった。しかし今回の研修で、経営・ビジネス分野に新たな視野を広げることができ、将来日本と世界をつなぐような貿易会社等のビジネス関係の仕事にも強い興味をもつきっかけとなった。

      これまでの実施状況

     これまでの海外企業研修(タイ王国コース)の実施状況をご覧になれます。

       平成27年度(2016年2月25日~3月5日)

       平成26年度(2015年2月22日~2月28日) 

    〇島根県立大学キャリア支援室Facebookにもタイコースの様子を掲載しています。
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