地域連携 活動ブログ(浜田キャンパス) Community Blog

4月15日 村山ゼミの学生が「はまだふれあい食堂」さんに参加してきました!

 2023年度初の取り組みとして4月15日(土曜日)に、はまだふれあい食堂さんに参加しました。村山ゼミのフードロス対策メンバー(4名)は、昨年度『地域での多世代が触れ合える居場所としての居場所となる子ども食堂とフードロスを掛け合わせ、“食”からに地域づくりに貢献しよう』という思いから、「子ども食堂」に焦点を当てて実際に活動してきました。
 4月の活動は対面型で約70名の地域の方々にお越しいただき、地域の子どもたちやお年寄りの方々などと実際に顔を合わせてお話をしたり食事をしたりする中で、新型コロナによって実現が難しいとされていた自分たちの課題である子どもとの触れ合いとフードロスと掛けたレシピ提供に、今年度こそ取り組もうという気持ちになりました。
昨年から参加していたため、何度もお越しいただく方やボランティアの方々とプライベートの話も沢山するようになり、休日にご飯を食べに行くという約束までしました。これだけ踏み込んだ話が出来るのも「はまだふれあい食堂」さんの温かい雰囲気と、継続して参加させていただいた主催者の方のおかげだと改めて実感しました。
 
 今年度の4人それぞれの目標として、私は「フードロス✖〇〇」といった新しい視点から活動を行うと共に、現在の取り組みを継続的に行っていこうと考えています。今回は、高校生の方も参加しており様々な年代の人との交流は自分たちの考えを広げ、研究をより深いものにするために自分達から交流する場に足を運んでいこうと考えています。
 他のメンバーとは「ボランティア活動の仕方を工夫し、世代を超えた交流を自発的にする充実した1年にする」「子供食堂の参加人数を安定させるための方法を考え、今後も活動を継続的に出来るようにする」「人手不足解消・事務業務の効率化を模索してボランティアの負担の偏りを改善する」といった目標を掲げる旨を活動後話し合いました。
 同じ活動をするメンバーであってもそれぞれが掲げる目標があり、全く同じ視点ではなく自分たちなりの課題と疑問を持ち活動を行っているため、今まで以上の活動成果が得られると思いました。今回の活動への参加は1年間の成果と改善点、メンバー同士の方針の再確認に繋がり、非常に有意義な時間でした。
 今回のメニューは【オレンジライス、ホワイトシチュー、魚のフライ、里芋・ふきの煮物、リンゴ、バナナ、カステラ】でした。栄養価が高く学生の一人暮らしでは食べないような手の込んだものばかりで味は非常に美味しく、優しいバランスのある食事でした。すべての食材は丁寧に下処理し、70名もの人たちへ料理を提供することができました。見栄えや栄養・食べやすさに配慮し作られているため子どものいるお母さん方から「助かる」という嬉しいお言葉も頂きました。マスク着用も個人の判断とされたため表情や感情も読み取りやすくなり、話も今まで以上にしやすくなったため自分から話をしていきたいと思います。
 我々の活動について、山陰中央新報の方に取材していただき、4/19(水曜日)の記事に掲載していただきました。また、ご覧いただければ幸いです。
  今年度も継続的に参加していきます!昨年度の成果を生かし、深堀しながら更に活発な活動を行いたいと考えています。新型コロナウイルスの感染予防対策も緩和され今まで以上に自分達の思い描く研究ができるようになった為、出来ない理由を探す前に行動してみることを私自身の研究への姿勢と心に留めながら活動していきたいと思います。私たちの取り組みについてまた活動報告をさせていただきます。是非、興味がある人がいれば一緒にしましょう!
 

(報告者 : 浜田キャンパス 地域政策学部 地域経済経営コース 羽場杏菜)