教育課程の特色

教育課程の特色

高度地理情報システムを活用した地域研究の充実

 photo1 「島根県中山間地域研究センター」は我が国初の中山間地域を研究対象とする総合研究機関です。島根県立大学大学院は、中山間地域の抱える問題を、島根のみならず日本そして北東アジア地域に共通する問題ととらえ、平成20年度に島根県中山間地域研究センターとの連携大学院を設置しました。再編後のカリキュラムでは、地域研究を充実させるため、連携大学院の科目や高度地理情報システム(GIS)に関する科目等を配置しています。

複数教員の指導による演習、研究指導の充実

photo2 学生が幅広い観点から研究テーマを選定し論文作成が行えるように、1人の学生に対して3名の教員が指導を行います。
 博士前期課程においては、同一専攻の教員が2名と、異なる専攻の教員の1名が指導教員となり、博士後期課程においても、十分な研究業績を有する教員による集団指導を行います。また、毎月、教員や他の大学院生が参加して合同発表会を実施し、多角的な視点から、研究に対する助言を得る機会を設けています。

研究成果をもって単位を認定

 photo3博士後期課程の「特別研究活動」は、現地調査とその報告書、学会における報告、論文掲載のいずれかをもって単位認定する科目で、2年次に配当しています。
 博士後期課程の学生については、北東アジア地域研究センター(NEARセンター)の准研究員の資格を得ることにより、現地調査に必要な旅費や費用の助成を受ける制度があります。