保育士資格を取得するためには全部で3回実習に取り組む必要があります。そのうちの1回は児童福祉施設等で行います。
今年度は昨年度以上に新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっている時期に実習期間が重なり、実習中止や延期の施設もある中での実習になりました。
このような状況の中で実習期間が短縮された施設があり、不足分の実習時間を学内で補充する授業(保育学科、保育教育学科合同)を行いました。
授業の形態は講義、演習、体験を含んだもので、学生がその時の様子をまとめてくれました。
保育学科2年 Kさん
新型コロナウイルスの影響で施設実習へ出向けなかった日数分の補充を学内にて保育教育学科の学生さんと一緒に、2日間にわたり行いました。座学では一年次に子ども家庭福祉や社会福祉概論の授業で習っていたことを改めて詳しく学びました。さらにコーナー保育の作成などを学科内で話し合ったり、他学科のお二人とも意見交換をしながら取り組みました。
体験活動では「大きなシャボン玉づくり」をしました。シャボン液の作り方もみんなで試行錯誤し、飛ばし方も工夫しながら、将来保育現場でも使える遊びを体験することができました。
他学科との関わりも含め、楽しく有意義な2日間の補充実習となりました。
保育学科2年 Mさん
補充実習では、実習のように直接子どもと関わることはできなかった分アタッチメントや特別養子縁組について、詳しく学ぶことができました。
保育士になる上でこれらの知識を用いて保護者支援などを行っていく必要があるため、復習や知識を深める機会になってよかったです。
シャボン玉では純粋に楽しめました。今回のシャボン玉作りのように保育者も子どもも楽しめる遊びを取り入れて、子どもとともに楽しめる保育者になりたいです。