卒業生の声

寺本 優花さん

 2021年 島根県立矢上高等学校 卒業
 2025年 島根県立大学看護栄養学部看護学科 卒業
 2025年 公立邑智病院 入職

受験生時代と進路決定について

看護師として困っている方々を支え、寄り添ったケアを提供することで、生まれ育った邑南町に恩返しをしたいと思いました。特にコロナ禍を通じて医療職の重要性が改めて認識され、私もその一翼を担いたいと感じました。また、島根県立大学では地域医療について学べるフィールドワークが豊富で、学生時代から地域医療に触れる機会が多いため、この大学で学びたいと思い進学しました。

大学生時代

課題や試験に追われる忙しい日々の中でも、友人との支え合いや休日の旅行、アルバイトなどを通じて充実した大学生活を送りました。実習では、医療的な知識や看護ケア技術を学ぶだけでなく、患者様との関わりを通じてコミュニケーションの重要性も実感しました。これらの経験が、今後の看護師としての成長に大いに役立つと感じています。

現在について

現在、公立邑智病院の急性期病棟で先輩看護師のご指導のもと、バイタルサイン測定や観察、清拭などの看護技術を学んでいます。邑智病院は、急性期病棟と地域包括ケア病棟が分かれており、患者を抱える高齢者から新生児まで幅広い患者さんが入院されています。多様な疾患に対応する中で、日々新しい知識と技術を学習していきます。先輩方の支えや患者さんとの関わりを通して学びを深めることはもちろん、患者さん一人ひとりのニーズに応じた個別性のある看護が実践できるよう努力していきたいと思います。

受験生のみなさんへ

受験生の皆さん、日々の勉強お疲れ様です。焦りや不安を感じることもあるかもしれませんが、その努力は必ず自分の成長につながります。心と体の健康を大切にしながら、リラックスする時間も忘れずに。どんな結果であっても、あなたの頑張りはきっと素晴らしいものになりますよ。応援しています!


廣山 寧音さん

 2021年 江の川学園石見智翠館高等学校 卒業
 2025年 島根県立大学看護栄養学部看護学科 卒業
 2025年 江津市役所 入職

受験生時代と進路決定について

高校生時代、祖母を亡くしたことをきっかけに「個人の望む人生を最期まで支えること」について考えるようになり、より住民の生活に近い立場で健康を支える保健師の仕事に興味を持ち始めました。地域の中で働きたい気持ちが強かったため、1年次から地域に密着した学習ができる島根県立大学を志望しました。受験生時代は決して楽な毎日ではありませんでしたが、先生方や家族のサポートを受けながら乗り越えることができました。

大学生時代

入学時は、コロナ禍のため友達を作る機会もないままオンライン授業が続き、地元を離れて慣れない環境で過ごしていたこともあり、毎日がとても不安でした。しかし徐々に制限が緩和されて仲間とともに学べる機会が増え、演習やグループワークを通してお互いの考えを吸収しながら、看護について深く学ぶことができました。友達とたくさん遊んで辛いことも一緒に乗り越え、実習や就職活動では親身になって相談に乗ってくださる先生方に支えられ、充実した大学生活を送ることができました。

現在について

現在は江津市役所健康医療対策課に所属し、先輩方にご指導いただきながら保健師として勤務しています。地域のサロンに出向いて体力測定をしたり同伴訪問をしたりする中で、住民の皆さんと関わりを楽しみながら日々勉強をしています。入職したばかりで分からないこともたくさんありますが、大学の講義で得た知識、実習でみた他課や関係機関との連携を実際の業務と結び付け、実践に落とし込む作業は大きな学びを得ることができ楽しいです。「健康を支える」という形で、住民の皆さんそれぞれが望む生活を届けることができる保健師を目指し、顔が見える関係づくりを意識しながら頑張りたいと思います。

受験生の皆さんへ

毎日の受験勉強お疲れ様です。先の見えない不安や焦りに襲われとても辛い時期だと思いますが、自分を信じ続ければ必ず良い結果がついてきます。悩んだときは遠慮なく周りの友達や家族、先生を頼りましょう!助けてくれる方はたくさんいます!皆さんが希望する道に進めることを願っています。


佐藤 百香さん

 2020年 島根県立平田高等学校 卒業
 2024年 島根県立大学看護栄養学部看護学科 卒業
 2024年 島根県立中央病院 入職

受験生時代と進路決定について

家族が医療従事者であったこともあり、子どもの頃から医療職に憧れを持っていました。また、中学生から高校生時代に祖父母の介護をする母の手伝いを経験し、そこで対象者の近くでサポートすることや心の支えでいられることの魅力を感じました。地元で育ち、地元で勉学に励んできた私は、地域に密着した大学である島根県立大学で看護師になるための勉強をしていきたいと強く思い、志望しました。

大学生時代

大学生時代は、コロナ禍のため入学してから1年近くオンライン授業やオンデマンド授業が続きました。そのような中で、同級生と友情を深めることも簡単にはいきませんでした。しかし、少人数グループでの演習やグループワーク、喜びや辛さをともに経験した実習を通して、友人との絆を深めていくことができました。1年生の時に地域の家庭へ訪問した実習が最も印象に残っています。実習ではコミュニケーションをとるだけでなく、生活者のありのままの想いを傾聴し、その想いを受け止める力や心身ともに全体像を把握する力などを身に付けることができました。地域に密着した島根県立大学だからこそ経験できた貴重な学びとなりました。

現在について

現在は、島根県立中央病院の脳神経外科・泌尿器科病棟で働き、先輩看護師の追跡と新人看護職員研修を受けています。入職したばかりで、知識や技術が不足していることも多いですが、追跡を通して患者さんとの関わりや基本となるコミュニケーション、患者さんの安全・安楽を第一にした生活援助、診療援助について日々学んでいます。また、研修では看護技術や情報収集、倫理観などについて1年間を通して学習していきます。自分自身の日々の行動や考えを振り返る機会を得ながら、成長していきたいと思っています。ベッドサイドでのケアの時間を大切にし、患者さんの想いに気づき、寄り添い、患者さんを尊重できる看護師を目指しこれからも学び続けていきたいと思います。

受験生のみなさんへ

受験生のみなさん、日々の受験勉強お疲れ様です。受験勉強をする中で、不安に思ったり、焦ったり、プレッシャーに感じたりすることもあると思いますが、日々の頑張りによって、日々の頑張りによって、知識が自分のものとなり、自信につながっていくと思います。息抜きもしながら、健康を第一に頑張ってください。応援しています。