フィールドワーク報告会を開催しました!

在宅看護学:フィールドワーク学習

フィールドワーク(平成21年度)
−地域で行われる高齢者支援サービスの体験学習−

≪ねらい≫
 在宅療養者の生活ニーズと在宅ケアを支えるサービス・社会資源およびシステムを理解し、学びの成果を報告会においてプレゼンテーションする。

≪学習目標≫
 1)対象の理解(地域で生活する療養者と家族のニーズの理解)
 2)地域社会の理解(サービス・社会資源の理解、制度・システムの理解)
 3)プレゼンテーション(学びの成果発表)

≪対象≫
 2年次生

≪体験内容と方法≫
 1)内容

 地域で生活する高齢者や障がい者を対象に行われている支援活動に参加し、どのような支援が行われているかを知る。参加する人々とのコミュニケーションにより生活ニーズを考え、介護保険制度や自立支援制度によるサービスや社会資 源を利用することの意義を学ぶ。
1 事前学習  2 体験学習  3 報告会(プレゼンテーション) 4 まとめ 

 2)訪問場所(体験事業)

○介護老人保健施設(通所リハビリテーション) ○通所介護施設
○介護老人福祉施設(デイサービス) ○認知症対応型グループホーム 
○介護予防事業 ○地域密着型支援事業 ○障がい者のための生活介護事業 

 3)体験参加 

平成21年9月14日〜30日(夏期休暇中に1日、約6時間:一部は8月より開始)
学生がグループに分かれて施設を訪問し、通所系サービス等に参加する。

 4)グループワークのまとめ

グループ毎に報告会資料を作成

 5)報告会

日 時 : 平成21年10月20日(火) 

場 所 : 島根県立大学短期大学部出雲キャンパス 201講義室
参加者 : 本学2年次生、教員、フィールドワーク訪問施設の指導者(4名)
テーマ : 地域における高齢者のための様々なサービス・社会資源について

*きちんと発表を聞いて考えています!


 6)フィールドワーク全体のまとめ

凝縮ポートフォリオ(各学生A-4用紙1枚)と 成長報告書

≪成果と課題≫
 フィールドワークに取り組むために、地域に生活する人々が利用しているサービス・社会資源・社会制度について学習し、今までにいかに曖昧な知識しかもっていなかったか、関心を向けていなかったかを学生自身が気づいた。看護職として地域に生活する人々のニーズに対応した多様なサービス・社会資源があることを理解し、地域で行われている支援活動に目を向け関心をもったことはフィールドワークの大きな成果だった。 
 学習目標は対象理解と地域社会のサービス・社会資源の理解という大枠の中で各グループにその決定を任せていたが、到達基準が具体的でないため学生はとまどうことがあった。今後の課題としては、オリエンテーション時に学生がフィールドワークをもう少し具体的にイメージできるよう工夫し、学生自身が達成可能な目標をたてられるようにしていきたい。

在宅看護学:フィールドワーク(平成20年度)
    地域で生活する高齢者支援の体験学習 

《 ねらい 》
 在宅療養者(高齢者)のニーズと在宅ケアを支えるシステムおよびサービス・社会資源を理解し、その学びの成果をプレゼンテーションする。

《 学習目標 》
 1)対象の理解(地域で生活する療養者と家族のニーズの理解)
 2)サービス・社会資源の理解
 3)学びの成果の発表(プレゼンテーション)

《 方法 》 
 1)フィールドワークを成功させるための事前学習
 2)体験学習:平成20年9月16日〜30日 (夏期休暇中に1日、約6時間)
 3)報告会

(協力施設および事業)
介護老人保健施設もくもく、ケアセンター喜南、ケアセンターきすき、ケアセンターかんど、特別養護老人ホーム清流園、ゆうイングさわらび、ひまわり園デイサービスセンター、JAいずも福祉会みどりの郷湖陵、みどりの郷平田、第一ことぶき園、乙立里家センター、グルーホームゆりさわ、グルーホームひだまり、グルーホームはなんばの里、介護予防事業いきいき体操教室

フィールドワーク報告会
  日 時 : 平成20年10月14日
  テーマ : 地域における高齢者のための様々なサービス・社会資源について

報告会1:プレゼンテーションにより、学びを共有しました。

  報告会2:学生から発表に対する評価を、フィードバック・メモ(意見)により受けました。

  フィールドワークを通して、地域に暮らす高齢者の生活を理解し、人々のニーズに沿った幅広いサービス・社会資源があることを理解することができました。