コミュニケーションセミナー

コミュニケーションセミナー

コミュニケーションセミナー開催(平成21年度)

 今年度も、岐阜大学医学部医学教育研究センター藤崎和彦教授をお迎えし、平成21年11月9日に開催いたしました。

セミナーI 

日時:平成21年11月9日9:00〜12:10
目的:ロールプレイを通して体験的に学ぶことによって実践的なコミュニケーション能力を育成する。
内容:「医療現場における基本的面接技法」(講義と演習)
    対象:学生(1年次生)

【講義と演習】

基本的面接技法の講義
それぞれの役でロールプレイの実施
【模擬患者へのインタビュー】
ロールプレイでの体験を活かして、模擬患者にインタビューを行った。

【コミュニケーションセミナーを終えての学生の感想】

患者さんとコミュニケーションをとるという事は私たちには未知の部分が多い事です。
しかし、セミナーを通し患者さんの気持ち(求めていること)や会話の進め方やポイントを学ぶことができ、参加して良かったと心から思った。

友達同士の演習ではあまりリアリティがなかった。模擬患者さんでやるのは本当に初めての人だしとても良い経験になると思いました。作戦を練っていても想定外の答えが返ってきたら難しかった。

医療現場において技術も必要だけど、コミュニケーションの能力も同じくらい必要だと思うのでセミナーで学んだことを大切にしていきたい。


セミナーII

日時:平成21年11月9日 13:30〜17:0
目的:学生のコミュニケーション能力向上を図るための模擬患者参加型シミュレーション教育のための模擬患者を養成する。
内容:(1)SP参加型のシミュレーション教育について
     (2)SPになるために必要な基礎的知識
対象:教職員・模擬患者(SP)・看護師

【講義】

  • シミュレーション教育の重要性
  • 模擬患者について
  • SP参加型教育の現状について
  • 患者とのコミュニケーションの取り方
  • フィードバックの仕方

【演習】

前半の講義を踏まえ、面接場面のロールプレイを実施。

関連講義(看護過程)

日時:平成21年11月17日(火)13:10〜16:20
内容:情報収集場面におけるコミュニケーション
対象:学生(1年次生)

【演習:インタビュー】

  • 岡山SP研究会の模擬患者4名、本学公開講座(模擬患者養成講座)を修了された模擬患者2名の方々に来ていただき、グループに分かれてセッションを実施。
  • 各グループ6名が5分間のインタビュー

【演習:フィードバック】

・5分間のインタビューの後、看護学生役、観察者役、SP、教員からのフィードバック

【模擬患者参加型情報収集演習を終えての学生の感想】

  • 私は会話の運び方、言葉の選択など会話についてだけ意識がいっていましたが、今日沢山の意見を聞いて、体位・気温・声への配慮なども大切なポイントであることに気づいた。
  • 実際にインタビューしてみるとすごく難しく、一人一人患者さんが思っていることは異なるので、臨機応変に対応することがとても重要だという事が分かった。
  • 患者さんの目を見て表情からも思いをくみ取るということも大切だと感じた。まだまだ思いを聞き出すことに自信が持てない部分やどこまで聞いても良いのかという不安もあるが、以前よりも患者さんのことを考えることができたかなと思います。
  • 普段このように実際の患者のように接する機会はないのですごく勉強になった。ちょっとした心遣いや話し方、語尾、雰囲気も重要でどれだけ患者さんを安心させられるか、ホッとしてもらえるかが大切だと思う。同じ症例の患者さんでも人が違えば感じ方考え方も変わるので違った意見を言われてすごく参考になった。
  • 頭で考えているだけではダメだと思った。人を相手に話すので自分が想像していたことと別の答えがかえってきて当然。それを実感できた。当たり前の事だけど患者さんは生きている人なのだと気づかされた。

コミュニケーションセミナー開催 (平成20年度)

 岐阜大学医学部医学教育開発研究センター 藤崎和彦教授を講師にお招きし、平成20年11月5日〜7日に開催いたしました。

セミナーI

日時:平成20年11月5日(水) 14時〜17時30分
内容:(1)SP参加型のシミュレーション教育について
       (2)SPになるために必要な基礎的知識
対象:教職員・模擬患者(SP)・看護師

  • シミュレーション教育の重要性
  • 模擬患者について
  • SP参加型教育の現状について
  • 患者とのコミュニケーションの取り方
  • フィードバックの仕方について学びました。
↑講義風景

↓講義風景

前半の講義を踏まえ、面接場面のロールプレイを行いました。
 
 講義で聴いた事を実践する難しさや学生への指導のポイント、自分自身の癖を知ることが出来ました。

 

【セミナー参加者 感想】

臨床に出てもなかなかコミュニケーションがとれない看護師が多いので、実際にトレーニング出来る教育はとても有意義である。

現場でも様々な場面で、患者役・看護師役を実際に行ってみたいと思う。

より具体的な体験をすることは想像力を培う点で良いと思った。

セミナーII

日時:平成20年11月6日(木) 13時10分〜16時20分
内容:医療現場における基本的面接技法
対象:学生(1年次生)

 講義と演習・ロールプレイを交え、初回患者面接の仕方について学びました。

 藤崎先生のユーモア溢れる講義に学生も楽しく、かつ真剣に聴き入っていました。

【学生 感想】

  • 日頃の話し方が、面接場面で反映されやすいと話されたので、普段から気をつけたいと思った。
  • 講義は本当に知らないことばかりで沢山の事を学べて良かった。今回のセミナーが生かせるようにもう一度振り返って勉強していきたい。

関連講義(基本援助方法論II)

日時:平成20年11月7日(金)9時〜12時10分
内容:情報収集場面におけるコミュニケーション
対象:学生(1年次生)

グループセッション

【学生の感想】

  • 私は会話の運び方、言葉の選択など会話についてだけ意識がいっていましたが、今日沢山の意見を聞いて、体位・気温・声への配慮なども大切なポイントであることに気づきました。
  • 実際にやってみて、会話をしている中からどううまく話をもっていこうとか、感情のオウム返しの難しさがすごく印象に残った。
  • 広い文脈から話を展開させることの大切さを学んだ。共感により相手の心を開きやすくなるんだと思った。

コミュニケーションセミナー開催 (平成19年度)

日時:(1) 平成19年11月6日(火) 13:30〜 17:00
       テーマ「SP参加型のシュミレーション教育」
       対象 教員・SP ・看護職員
    (2) 平成19年11月7日(水)  9:00〜 12:10
       テーマ「医療場面における基本的面接技法」
       対象 学生(1年生必須) 

講義について演習について

講義風景演習風景