「第1回山陰5大学学生交流プロジェクト」を開催しました。
第1回山陰5大学学生交流プロジェクトを開催しました
平成26年6月15日(日)に短期大学部学生主催の「第1回山陰5大学学生交流プロジェクト」を松江キャンパスで開催しました。これは「短期大学間学生交流プロジェクト」から発展した企画で、ソーシャルラーニング事業で出会った学生が更なる交流を目指し、その交流から地域課題の発見や大学での学びと地域課題の結び付け、ひいては地域活性を目的としています。
今回は「図書館」をテーマに4大学(島根大学、島根県立大学、島根県立大学短期大学部、鳥取短期大学)から20人の学生が集まりました。
午前中は、松江キャンパスの「おはなしレストランライブラリー」を見学しました。
「おはなしレストランライブラリー」は一般の方も利用できる絵本の図書館です。毎週日曜日には「おはなしの時間」があり、松江キャンパスの学生が子供たちに読み聞かせを行います。
この日も多くの家族連れが来館しており、学生が読み聞かせをする様子、それを聞く子供たちの表情、家族の様子に参加学生は見入っていました。
午後は「曽田篤一郎文庫ギャラリー」「島根大学附属図書館」を見学しました。「曽田文庫」は、松江市民有志が開いている私設図書館です。宍道理事長に曽田文庫のこれまでの経緯、地域との関わり、維持するためのご苦労などをお話しいただきました。
「島根大学附属図書館」では、学生が運営する図書館コンシェルジュに館内を案内してもらいました。去年リニューアルされ、設備や蔵書の充実した館内に驚く参加学生もいました。
それぞれ、特色のある図書館を見学した後、ラーニングコモンズでグループワークを行いました。グループごとに各図書館と地域の繋がり、各図書館の長所・改善点などをまとめ、最後に発表を行い島根大学附属図書館の職員の方にも聞いていただきました。
大学、そして専攻の異なる学生同士で行う意見交換は、視点・主観も異なり良い刺激になる時間でした。今後は、テーマを替えながら、各連携校の学生が多く参加できる企画を実施していく予定です。
◇学生の感想◇
・このプロジェクトに参加してみて、今後も学生交流を続けたいと思いました。普段、触れることのない他所の図書館を知ることができ、また他大学の話も聞くことができて非常に新鮮でした。距離が離れているから関わり合いがないというのは寂しいので、学生同士の繋がりをもっと深めていきたいです。
・他大学の人と仲良くなって、人脈が広がった。各大学の特色や課題をそれぞれ違った見方をすることで、新しい発見があった。県外出身学生はもっと山陰地方について知ることができる。
・図書館学について学んでいますが、実際の図書館に行き、そこの人とお話ができ他のはとても良い経験になりました。また他大学の学生との交流もでき自分の幅が広がったように思います。企画実行することもでき自分のいいスキルアップになりました。