【地域社会体験】石王観光で実習をしてきました。
【地域社会体験】石王観光で実習をしてきました
「アーリー・エクスポージャープロジェクト(早期体験学習)」としての授業です。地域の企業・団体に協力していただき、教養教育の早い段階で実社会を体験することを目的としています。石王観光では1名の学生が、2日間実習をさせていただきました。
【2月14日(金)〜15日(土)】
実習1日目は、旅行の手配や予約の業務について教えていただきました。この日は、関東地方が大雪となったために電話が頻繁になり、交通機関の手配のやり直しなどの対応をされていて、観光業が天候に大きく左右されることに改めて気づかされました。
2日目は、営業に同行させていただきました。お茶を頂くタイミングやお辞儀の仕方など、現場に行って初めてその難しさを知りました。添乗員として、大阪から来られた団体を、神社で行われた神楽公演までご案内させていただきました。午後からは、ツアーの案を作る体験もさせていただきました。
◆参加学生の感想◆
今回の研修において、観光業の実態を知りました。
石見地域へ来る観光客は決して多いとは言えず、認知度も低い。「地元に恩返しをしたい」という社長の思いから、石見地方に来られた観光客に石見神楽を見ていただく事業を行っておられました。そうすることで神楽が認知され、石見地域の経済効果が少しではあっても上昇するだろうと、石王観光にはほぼ利益がなくても、石見神楽を見せる手はずを整え、観光バスを上演会場まで誘導されておられ、地域貢献の一つの方法を見ることができました。私はこの経験から、地域について考え方を見直すと共に、他の地域貢献の方法も模索したいと思っています。