「山陰地域フィールド体験学習~しまねのお酒と税」試行授業が開催されました。
「山陰地域フィールド体験学習ーしまねのお酒と税」試行授業が開催されました
3月27~28日、山陰地域フィールド開発プロジェクトの試行授業「山陰地域フィールド体験学習ーしまねのお酒と税」が松江市で開催されました。
平成26年度秋学期に正課として開講が予定されているものの試行版です。
国の財政資源でもあり、また、長い歴史と伝統、文化をもつ日本酒の製造の仕組みを理解し、その魅力を発見しながら、地酒振興と山陰地域の活性化をいかに結びつけていくかを考察しようとするものです。
かねて広島国税局より「お酒の講座」を実施することはできないかと相談を受けていたところを、島根県酒造組合、米田酒造株式会社にもご協力いただき、酒蔵の見学もさせていただいたものです。
島根県立大学から学部生5名、大学院生(留学生)1名、島根大学から学部生1名の計7名の参加でした。学生からの質問も活発で、酒蔵では多くの報道の方々から取材を受けたこともあり、少人数を感じさせない賑わいでした。
プログラム概要は以下のとおりです
1日目
・オリエンテーション〔会場:島根県立大学松江キャンパス〕
・講義「酒税の歴史と財政の現状」
(移動)松江キャンパス→米田酒造
・講義「酒造業の現状」〔米田酒造〕
・酒蔵見学
(移動)米田酒造→島根県立青少年の家(サン・レイク)
・学習成果のとりまとめ(グループワーク)〔サン・レイク〕
2日目
(移動)サン・レイク→松江キャンパス
・学習成果のとりまとめ(グループワーク)〔松江キャンパス〕
・学習成果の発表と講評
参加者の声
●率直な感想は「やった甲斐があった!!」です。
理由として、今までに体験しなかったことが体験できたこと、授業を通して新たな視点(観点)を自分なりに見つけられたこと、他大学の学生さんと交流できたことの三点が主な理由です。
●もう少し多くの見学時間をとってもいいと思います。訪問先は、一か所ではなく、複数の酒蔵を見学してそれぞれの違いや製法の特徴を比較することができたらいいなと思いました。
一泊二日の短い期間でしたが、地域で受け継がれている伝統に触れることができ、お酒についても深く知ることができてよかったです。他の大学生と一緒に授業に授業に参加できて、良い刺激を受けました。充実した体験学習でした。