「山陰地域フィールド体験学習〜里山と食の繋がり」が開講しました。
「山陰地域フィールド体験学習―里山と食の繋がり―」が開講されました
2014年9月11日〜14日、浜田市弥栄町にて、「山陰地域フィールド体験学習――里山と食の繋がり」を実施しました。受講生は、島根県立大学浜田キャンパスより12名、同出雲キャンパスより1名、同松江キャンパスより2名、島根大学より3名でした。
1日目
13時45分頃に現地に到着した後、さっそく、石央森林組合と浜田市の林業担当のみなさんのご協力のもと、笠松市民の森で、間伐体験と夕食時に行う「ミニキャンプファイア」用の薪の玉伐りなどをさせていただきました。
2日目
受講生は2チームに分かれての活動となります。ひとつのチームは、小坂農業生産組合に受け入れていただきました、午前中に「焼き米」づくり、午後にはコンバインに乗せていただいたりして、米の収穫・乾燥・調整作業を体験しました。もうひとつのチームは、有機野菜の生産者や農事組合法人西の郷などを訪問させていただきました。昼食には、2チームとも、「陽気な狩人」にお世話になりました。また、イノシシの解体作業の見学と体験もさせていただきました。
3日目
ひとつのチームは、栃木自治会を訪ね、地元のみなさんが地域資源のひとつとして活用しようとしている「立岩」「夫婦岩」まで、遊歩道を整備しつつ登りました。もうひとつのチームは、小熊集落を訪ね、手刈りでの稲刈りをさせていただきました。午後は、2チームが合流し、それまでに訪問させていただいた地域のみなさんらから食材を提供いただき、浜田市食生活改善推進協議会弥栄支部やその他のみなさんにご指導いただきながら、角寿司や猪汁などの郷土料理をつくり、これまでお世話になった地元のみなさんも招いての会食を行いました。
4日目
学習成果の発表会です。それまで毎晩、宿泊場所であり、発表会の会場でもある「ふるさと体験村」で、2つのチームをさらに2つの班に分けた4つの班ごとに、学習のふり返りと発表の準備をしてきました。発表会には、浜田市弥栄支所産業課などの地元のみなさんにもご来場いただきました。発表では、実効性はさておき、学生らしい提案もなされ、来場者からはおおむね好意的なコメントをちょうだいしました。11時30分頃終了しました。
【プロセッサ】 【焼き米作り】
【共同調理】 【発表会】