看護連携型ユニフィケーション事業学習会を開催しました(1)

看護連携型ユニフィケーション事業学習会を開催しました(1)

 思春期やせ症について知識を得ることで、拒食症の妊婦などの看護に活かすことを目的として平成30年6月20日(水)島根県立中央病院においてユニフィケーション学習会を開催しました。島根県立大学出雲キャンパス 小児看護学 金山俊介助教と中央病院母性病棟黒田優子副看護師長が中心となって学習会の企画・実施を行いました。
 研修会参加者は、母性・MFICU病棟・小児病棟の助産師・看護師11名で、テーマは「思春期やせ症について」でした。 過剰なやせは無月経や骨粗しょう症を引き起こし、最悪な場合は死に至ることもあるというやせが及ぼす影響について理解できました。神経性やせ症の心理や入院後の治療や関わりについては、看護者が患者の体重増加を受け入れがたい気持ちを理解することや、治したいと思えるきっかけを一緒に探すこと、改善やできるようになったことをフィードバック(自己効力感を高められる関わりを)する支持的態度が大事であると学びました。
 参加者からは、「摂食障害のある妊婦を以前担当したことがあり勉強になった。」「わかりやすい講義で勉強になった。」などの感想が寄せられ、満足度も高く、今後の看護に活かせる研修会となりました。

学習会の様子

学習会の様子