ユニフィケーション学習会5を実施しました。

【研修会報告】ユニフィケーション学習会
タイトル:院内看護研修のプログラムを評価する視点について学ぶ
日時:令和5年2月2日(金) 15時~16時
内容:昨年度に引き続き、島根県立大学看護栄養学部教授岡安誠子先生に講義を受けました。まず昨年受けた研修の中の“研修デザインの基本”について岡安先生から再度説明いただき、研修の組み立てや研修の評価方法について復習しました。その後、プログラム評価の基本と実際について、プログラムの目的や意義、評価の考え方、評価の方法について学び、当院の領域別研修のシラバスを事例とし、プロセス評価とアウトカム評価について、2~3名のペアワークを行いました。数グループ発表によって考え方を共有し、プログラム評価の考え方を深めました。

【感想】 
 昨年度は、研修デザインの基本について学び、それをどう評価したらよいか学びたいという意見があり、この度の研修会を企画しました。岡安先生の講義では、プログラムの評価、プログラムの効果の評価について学びました。これまで、研修プログラムの評価は研修担当者それぞれの視点で評価していましたが、今回の学びを各研修プログラム評価に活用し、看護師の育成や教育に寄与できる研修を作り上げていきたいと思います。とても有意義な研修内容で、「もっと話を聞きたい」「もっと時間が有ったら」という意見が多い研修でした。
岡安先生からの感想
スタッフ育成に向け熱心に取り組まれる様子を拝見し、私自身への刺激にもなりました。限られた時間の中で多くの内容を盛り込み、演習時間も十分には取れなかったため、実際の活用イメージまでには繋がり難かったかもしれません。この点は、また施設内での検討を経られ、具体的な意見交換ができるとよいと考えています。今回の研修を参考に、研修評価やアイデアを上手く活用され、プログラムの魅力化に繋げていただけましたら幸いです。

【写真】