令和2年度ユニフィケーション研修会を開催しました

令和2年度ユニフィケーション研修会を開催しました

 近年、看護の領域においても、発達障がい様の特徴があり、学習や仕事に困難を抱える者が少なからず見受けられます。本人の困り感もさることながら、指導に当たる教員や看護師、また一緒に働く同僚の看護師の困り感も大きく、その対応に悩む場面があります。このような困難を抱える看護学生や看護師の理解を深めるとともに、どのように対応していけばよいのかについて、お互いに活き活きと働くヒントを見つけることを目的にユニフケーション研修会を開催しました。
 今年度は、講師に島根大学教育学部教授の稲垣卓司氏をお迎えし、令和3年2月13日(土)島根県立大学出雲キャンパスにて研修会「特別な支援や配慮が必要な看護学生および看護師の理解と対応についてpart.2」を開催しました。研修参加者は、県立中央病院13名、こころの医療センター10名、島根県立大学18名、計41名でした。
 参加者の満足度は、とても満足・だいたい満足が93%を占め、参加目標の達成度も高い結果になりました。参加者からは、「発達障がいの具体的な対応を改めて認識することができた」「受け入れ側の職場環境を整えることが必須課題だと感じた」「相手に課題や講義資料を分かりやすく伝えることが必要だと思った」「職員間で情報共有を行い、支援方法を相談する場があるとよい」などの声が聞かれ、参加者にとって明日からの指導に役立つ実践的な研修会になりました。

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