令和3年度 看護連携型ユニフィケーション事業 学習会を開催しました(1)

令和3年度 看護連携型ユニフィケーション事業 学習会を開催しました(1)

 「感情労働とストレスおよびその対処方法」をテーマに、令和3年11月9日、島根県立こころの医療センターにおいて、ユニフィケーション学習会を開催しました。
 担当の島根県立大学出雲キャンパス大森眞澄教授と、島根県立こころの医療センターの佐貫明美副師長・山崎純子副師長が中心となって企画・実施をしました。
 今回は、感情労働とストレス対処方法を学ぶことを目的としました。講義では精神科看護師を取り巻くストレス要因について学び、看護師としての自分の思いや経験を重ねて講義を聞く事で、より実感として感じられました。事前に自己のストレス状態、ストレスを感じた時の対処法などを考えて学習会に臨みましたが、参加者の話を聞くことで自分にも思い当たることがあり、新たな気付きがありました。
 演習では呼吸法とマインドフルネスについて学び、呼吸法を実際に行いましたが、簡単に実施できるためこれからも生活の中で取り入れたいと思います。
 学習会の感想として「改めて自分を振り返る機会となった。家族・患者ばかりに目を向けがちだが自分も振り返っていきたい。」「看護師のイメージからやさしさや思いやり、冷静さ勇敢さ等あげられるが、思いやりとはとても疲れること、共感疲労になることを改めて知った。」等の感想が聞かれました。今回の勉強会で看護師として負の感情を持つ事は悪い事ではないと考えることができました。また病棟で感情を分かち合えることが一番大切であると話があり、共有できる場づくりを今後も心掛けていきたいと思います。

様子